セルロース断熱をご存じですか?(動画記事)
▼参考動画です。是非ご覧下さい
セルロース断熱って、実際どうなの?現場で体感してきました。
こんにちは、Maman高松です。
弊社では、「湿式セルロースファイバー断熱」を自社施工しており、最近では、セルロースの採用率が80%以上となってきました。
この断熱材、名前は聞いたことがあっても「実際どうなの?」と感じている方も多いのではないでしょうか?
現場で見て、触って、音も聞いて――その効果を五感で体感してきたレポートをお届けします。
1. セルロースファイバーとは?新聞紙から生まれた断熱材
セルロースファイバーとは、新聞紙をリサイクルして作られる自然由来の断熱材です。
環境にやさしいだけでなく、断熱性・防音性・調湿性に優れており、近年再評価されている素材です。
さらに今回の現場で使われていたのは「湿式吹き込み工法」。
繊維に水を加えて吹き付けることで、壁内にぴったり密着するのが特徴です。
2. 密着性がすごい!スカスカにならない断熱施工
現場で見て驚いたのが、「隙間なく、ぴったり密着している」こと。
一般的なグラスウール断熱では施工の腕次第でムラができやすいのに対し、セルロースの湿式吹き込みは、構造体に密着するようにしっかり固定されています。
吹き付け後は、水分が飛んで自然乾燥していきますが、施工直後でもダレたり崩れたりせず、しっかり形状を保っています。
これによって、断熱ムラや冷気の侵入を防ぎやすいのが大きなメリットです。
3. 驚きの防音効果!ドアを閉めた瞬間にわかる
この断熱材、実は「防音性能が高い」ことでも知られています。
現場では、断熱施工された部屋のドアを閉めた瞬間、周囲の音がほぼ聞こえなくなるという体験がありました。
セルロースファイバーは繊維が細かく、音を吸収しやすい構造になっているため、
● 生活音の漏れが気になる
● 子ども部屋や書斎の音環境を大事にしたい
という方にも非常に向いています。
4. 実は“調湿効果”もある優れもの
湿式セルロースは、水分を吸ったり吐いたりする「調湿性」も兼ね備えています。
これにより、結露の発生を抑え、構造材の劣化を防ぐ効果も期待できる!
住まいの快適性と長寿命化の両方に貢献してくれる点も、大きな魅力です。
5. 火災保険も半額に
あまり知られていませんが、セルロース断熱は火に強いという特性があります。
難燃処理がされており、バーナーを当てても表面が焦げるだけで燃え広がらない実験映像もあるほど。
この「燃えにくさ」は評価され、条件を満たせば「省令準耐火構造」に対応することも可能です。
そうなると、木造住宅でも火災保険が約半額になるのです!
長期で見たときに「保険料の差額だけで高性能断熱の費用差が回収できる」のが導入率高さの要因です
まとめ:断熱材は“目に見えない部分こそ本気で選ぶ”
壁の中に隠れてしまう断熱材ですが、住み心地を左右する非常に大切な部分です。
私たちMaman高松では、お客様のご希望や暮らし方に合わせて、断熱材の選び方からご相談に乗っています。
気になる方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください!